2歳の子が風邪をひいたときに食べるご飯はなに?経験してわかった、食事の対策を解説!

我が子が風邪をひいて早く治るように栄養のある消化しやすい食事を用意して一口も食べてくれなかったとき、心配になりますよね。

実は、風邪をひいた時に出す食事は普段と変えないでほしいんです。

なぜなら、普段食べたことない食事を出しても、子どもは警戒して食べてくれないからです。

今回は、2歳の風邪をひいた子を計30日間以上看病した私が経験をもとに、子どもが風邪をひいた時の食事の対処法を解説します。

普段と同じご飯を消化しやすくする

結論は、普段と同じご飯を消化しやすくしてください。なぜなら、子どもは風邪で機嫌が悪い時に見慣れないご飯が出てきても食べてくれないからです。

大人も体調を崩しているときは、知らない食べ物や慣れていない味は食が進みませんよね。

小児科の先生にも風邪の時の食事を相談しましたが、普段と変わらないものを出して食べてくれるものがあればそれでよいと、教えてもらいました。

あなたのお子さんに必ず食べるものがあれば、それを消化しやすくしてください。白米のご飯なら水を多めで炊いて柔らかくしたり、うどんなら野菜と一緒に柔らかく煮たりしてみてください。

なるべく見慣れている形や慣れている味にすると、食べてくれる確率が上がりますよ。

風邪をひいた2歳児の看病で失敗経験から学んだ3つのこと

2歳の子が風邪をひいて、看病していた時の失敗から学んだことは以下3つです。

それぞれ詳しく解説していきます。

①水分補給と睡眠を優先する

1つ目は、食欲がない時は無理に食べさせず、水分補給と睡眠を優先することです。病院で風邪と診断され、何も食べてくれない時は水やお茶、ジュースなど飲んでくれそうな水分を与えて、ゆっくり寝かせてあげてください。

◆本調子じゃなくてよく寝てる2歳児

風邪ひいてまだ本調子でないからか？2歳の息子よく昼寝をしてくれる。昼寝12時頃から約2時半くらい、夜も20時前には寝て朝も7時近くまで寝てくれる。最近、暗闇が怖くてギュッと目を瞑って私の体にしがみついている。かなり暑い😭
娘はよく寝る子なので、毎日毛布と指しゃぶりでいつの間にか寝ている。

— ustatoam/2歳♂＋1歳♀ (@ustat77719) July 20, 2023

息子も普段は午後のお昼寝だけだったのが、風邪をひいてひどい時は午前も午後もお昼寝をして、さらに夜もしっかり寝てました。

お昼寝から起きると、水分と食べられそうなものを与えて様子を見ていた時は比較的、回復が早かったです。

症状が軽い時に、栄養つけてもらおうと息子をおんぶしながら作った野菜うどんは、一口もつけることなく投げ捨てられました。

夜中も風邪でよく眠れず、何度も泣いて起きる子どもの看病をしてるとママやパパも体調を崩してしまいます。子どもの食事を簡単にできない時は、大人の食事の準備を楽にしましょう。

仕事帰りにお弁当を買ってきてもらったり、冷凍食品を常備しておくのもおすすめです。

②風邪の時の食事は安定して食べてくれるものを選ぶ

2つ目は、風邪の時の食事は安定して食べてくれるものを選ぶことです。普段から食べて慣れ親しんでいる食事を用意してあげてください。

参考までに息子が食べてくれた食事は以下になります。

息子の好きな食べ物が「白米のご飯と味噌汁」だったので、風邪をひいた時はこの2つをメインに出してました。別々に出して自分で味噌汁にご飯を浸けて食べます。味の変化は味噌汁の野菜を変えたり、風味を変える程度にします。

さすがに朝昼晩と白米ご飯だと途中で飽きそうだったので、朝ごはんは野菜入りパンケーキをお湯でふやかして出したら食べました。

③薬の飲ませ方を事前に考えておく

３つ目は、風邪をひく前に事前に飲ませ方を考えておくです。これが一番後悔しました。2歳の子に薬をどうやって飲ませるか、よくある方法が以下の3つです。

それぞれの方法と試した結果を一緒に解説しますね。

スポイトで飲ませる

1つ目は、薬をスポイトで飲ませる方法です。スポイトは薬局で処方された薬と一緒にもらえます。シロップや少量の水で溶いた薬をスポイトに吸わせ、子どものほっぺの内側にくるように差し込み流して飲ませます。

息子は、甘いシロップを最初だけスポイトから吸って飲んでくれたんですが、2回目からは拒否。スポイトが嫌いになり、見せるだけで嫌がります。

早く良くなってほしいと、パパと二人がかりで薬を口に入れても吐き出してしまいます。

薬は1日2回～3回で、薬を飲ませるたびに暴れて嫌そうにしているのが辛かったです。

飲み物で流し込む

2つ目は、薬を飲み物で流し込む方法です。シロップならスポイトで注入した後に、お茶やジュースで流し込みます。粉薬は数滴の水で団子を作り、子どもの上あごや頬の内側につけてから飲み物を飲ませます。

この方法は最初うまくできていたんですが、息子も何度も飲まされてやり方がわかってくると、シロップや薬の団子を口から出してしまうようになりました。

◆薬を団子にして飲ませる方法

食べ物と混ぜて飲ませる

３つ目は、薬を好きな食べ物と混ぜて飲ませる方法です。この方法が薬の飲ませ方の中で一番楽でやりやすい方法だと思います。おすすめの食べ物は以下です。

我が家もこの方法を選びたかったんですが、風邪をひいた時までジュースやヨーグルト、バニラアイスはもう少し成長してから与える予定だったので、見たことがない食べ物は息子に拒否されてしまいました。

今後の薬対策を楽にするために、普段からヨーグルトとバニラアイスをたまに食べさせて抵抗をなくしました。すると、薬を混ぜていても「美味しい」と言って飲んでくれるようになりました。

ちなみに息子には、食後ではなく食事と一緒にジュースやヨーグルトに混ぜた薬を出して、飲ませています。何度かご飯だけで満足してしまい、ジュースやヨーグルトを食べてくれなかったので、この方法を選びました。

風邪の時に食べさせたいものと避けたい食べもの

まず、風邪の時に食べさせたいものと避けたいものを表にまとめました。消化に良い食べ物のほうが風邪の時には胃に負担をかけないのでおすすめです。

◆消化に良い食べ物と消化に悪い食べ物

食べ物	消化に良い	消化に悪い
穀物	粥、白米、食パン、うどん	玄米、菓子パン、そば
芋、豆、野菜類	じゃがいも、里芋、豆腐、 人参、大根、ほうれん草、かぼちゃ	さつまいも、油揚げ、きのこ、 もやし、ゴボウ、海藻
肉、魚、卵	ささみ、赤身肉、白身魚	豚バラ、青魚、イカ、タコ、貝類
果物	りんご、バナナ、缶詰	みかん、パイナップル、ドライフルーツ

まとめ

今回は、2歳の風邪をひいたときのご飯は何が良いかを解説しました。

子どもが風邪かもしれないと思ったときは、すぐ小児科へ受診した方が早く治ることが多いです。風邪だと思っていたら別の病気だったということが案外あります。

風邪だとわかれば、あとは処方された薬を上手に飲ませつつ、水分と栄養と休息を与えて完治を目指しましょう。

2歳のイヤイヤ期に風邪をひいた子のご飯に困っていたママやパパの悩みが解消され、元気になった我が子と楽しい毎日を送ってくださいね。